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「日刊セイケイ斯ク戦ヘリ」プロローグその⑳

佐藤輝氏が合流する。
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去った日曜日の5月15日、夏の参院選長崎選挙区に民進党公認で立候補する予定の西岡秀子氏(52歳)が中町に選挙事務所を構えたとテレビ、新聞が報じていたそうだ。

総合選対長こそ高木義明氏に譲っているが、実質的に選挙を切り盛りするのは骨の髄まで西岡党、好漢、中村七男氏だと聞いている。中村七男氏といえば昨年4月の市議選で橋本剛氏に抜かれるまで長崎市議会議員として5700票という最高得票記録保持者でもあった。

18年前の知事選で西岡氏が長崎市内で金子氏に一矢報うことができたのも中村七男氏の献身的な働きがあったればこそとも言われていた。
その西岡武夫氏の長女と金子原二郎氏が18年後、参議院選挙で戦うなどと誰が想像しただろうか。私は西岡竹次郎、西岡武夫、西岡秀子、西岡3代と金子岩三、金子原二郎親子の連綿と貫く長崎の歴史の業、因縁、因果を強く感じている。

Sはすぐに公男氏に連絡を入れ、環境タイムスの特別号を発行することを告げていた。
2月5日が告示だから、それ以降の選挙関連記事は選挙違反になる。私はぎりぎり目いっぱい2月4日付けの特別号を何回かに分けて発行していくことを決め た。インターネットもフェイスブックもLINEもメールもない時代である。環境タイムスのフォームの紙にワープロで打った記事と写真を4面に両面テープで 貼り付けて写植印刷するというバリバリ手作りのチラシかビラのような環境タイムスだった。

2~3日で佐藤氏も合流して、愈々環境タイムス特別号の発行を急ぐことにした。今度の特別号は今までのとは違う。怪文書の類と思われないように発行所在地 を明確にして堂々と戦おうと決めた。仕事の関係で大村市にあった私の不動産屋(グリーン環境)の事務所では不味いと判断し、長崎市に新たな拠点を構えるこ とにした。そして出島に秘密基地みたいな小さい事務所を借りた。
そして今度の特別号から発行所在地と発行人を明らかにするために、主幹を中山洋二、編集長は佐藤輝とハッキリと記載することにした。
私にすれば名前を売り出す絶好のチャンスと考えたのも事実である。関ヶ原の戦いに具足を付けて刀槍持参で西軍に参加した一旗組の浪人のような心境でもあった。
戦況といえば日に日に厳しさは増すばかりだった。

金子陣営は県内全域にいる自民党の県議、市議や各地域支部などを総動員し、徹底した党営選挙を展開していた。それは5年後の平成15年10月に谷川弥一議長が出馬した衆議院選挙でもフルに力を発揮して谷川氏の当選を生んでいる。

長崎市内は辛うじて6分4分とみられていたが、周辺の野母町、三和町、香焼町、高島時津町、多良身町の各首長達も自民党県連に踏み絵を踏まされていた。
辛うじて伊王島町の池下守町長だけが堂々と西岡武夫氏を支援していたのが、救いだった。
長崎市議会議員で西岡派として動いている市議は私が知る限り、東長崎の好漢、中村七男市議と久米直市議の二人だけという寂しさだった。「日刊セイケイ・長崎浪人・中山小六(洋二)」